filinion はてなハイク市民 (銀 222日)

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filinion id:filinion

 この辺のブクマへの返信。
「女性だけの街があればいいのに」
 という話にまつわる議論です。
 
http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/355842930/comment/EoH-GS
 
 なにぶん差別論については全然専門でないので、id:EoH-GS氏からするとおそらく基本的質問になるかも知れませんが。
 
 ともあれ、
「差別というのは権力関係によって発生する」
 について。
 
 確かに差別と権力関係には密接な関わりがあると思うのですが、権力関係がなければ差別でない、というのはちょっと理解しがたいものがあります。
 
 例えば、私がもし今
「アメリカ人はみんなバカだ」
 と言ったらそれは明らかに差別発言でしょう。
 
 一方、私がアメリカに移住して(つまり「アジア系外国人」というマイノリティになって)
「アメリカ人はみんなバカだ」
 と言ったら、それは差別ではなくなるのでしょうか。
 
 あるいは、若い男性が
「女はバカで感情的だ」
 と言ったらこれは差別です。
 
 では、その男性が女性ばかりの職場の新入社員で、先輩から過酷ないじめを受けている場合には(つまり、日本社会一般とは権力関係が逆転した稀な状況にある場合は)、同じ事を言っても差別でなくなるのでしょうか。 
 
 そんなおかしな話はないと思います。
 
「社会的弱者は強者に何を言っても差別にはならない」
 という論理は間違っていると思います。
 
 もちろん、「アメリカ人はバカだ」でも「女はバカだ」でもそうですが、マイノリティによる差別発言には、ある種の「情状酌量」が必要だとは思います。
 ただ、それは「差別でない」ことにはならない。
 
 権力関係がどうあれ、差別意識は差別意識、差別発言は差別発言ではないでしょうか。
 ただ、社会的弱者はそれを相手に強要する力を持たないだけです。
(つまり、権力関係は、マジョリティが自分の差別意識をマイノリティに押しつける背景として機能する。
 従って、権力関係の不在は差別意識の不在を意味しない)
 
 件の
「女性専用の街があればいいのに」
 は、女性の日常的な苦労から出てきた声なのだろうとは思います。
 私自身はそれを実感を持って理解しているとは言えませんが、
「そう言わざるを得ないほど女性が疲弊しているということだ」
 という同情的な声には納得もします。
 
 ただ……それが「差別発言でない」という主張には首肯できません。
 
 なるほど、性犯罪では、犯人は男性、被害者は女性であるケースが圧倒的に多いのは確かです。
 性犯罪は卑劣なもので、なんとかして根絶しなければなりません。
 
 また、性犯罪に限らず、犯罪者全体を見ても、男性が圧倒的多数なのは統計的事実です。
 
 しかし同時に、大多数の男性は(女性も)犯罪者でない、というのも明らかな事実です。
 
 差別とは何か、と考えた時、簡潔に言えば
「属性によって個人を判断する」
 ということだと思います。
 
 個人差を無視して
「女は非力だから力仕事には採用しない」
 はたまた
「女性らしい感性が欲しいから男は採用しない」
 というようなのが差別です。
 
 ですから、もし件のツイートが
「性犯罪者の(そして犯罪者の)いない街が欲しい。そしたら夜9時過ぎても安心して外出できる」
 だったら、それは別に差別ではなかったし、私も賛同したと思います。
 
 しかし、それを
「女性専用の街(=男性のいない街)」
 として語ってしまった時点で、それは「男は危険」という差別を含むものであり、「誤射」された「犯罪者でない男性」が憤るのはやむを得ないし、ある種当然のことだったと思います。
 
「権力関係を勘案しない差別論など差別への荷担にすらなり得る」
 とのお話ですが、私としてはむしろ、権力関係を理由に差別を免罪する立場の方が、新たな差別を生む原因になるのでは、と思います。
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メモとか思いつき

 アニメとかに出てくる田舎者は、やたらと語尾に「べ」とか「だ」をつける。

 標準語:みんなで食べました。

「みんなで食べたべ」
「みんなで食べただ」
 のように。

 北関東に住んでいるので、「食べたべ」はよく聞く。
(意味としては「食べたでしょう」に近い。音便化して「食べたんべ」とか)
 しかし、「食べただ」はあまり聞いたことがなく、どこの方言なのかといぶかしく思っていた。

 ……のだが、文末に誤って「だ」をつけるのは、日本語学習者である外国人に頻出の誤りであるらしい。

 してみると、「食べただ」のような表現は、どこか特定の地方の方言なのではなく、明治時代に標準語が制定された後、それを学習中の地方出身者が犯しがちな誤りだったのではあるまいか。
 
 いやまあ全くの妄想で、実際そういう方言がどこかにあるのかも知れないが。
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今日wikipediaから得た知識

国際金融のトリレンマ
 
金融政策において、
・自由な資本移動
・為替相場の安定(固定相場制)
・独立した金融政策
 の3つを同時に成立させることはできない、ということ。
 
 中国では、為替相場には政府の意向が反映し、中国人民銀行の自主性を守るため、資本の移動は制限されている。
 EU各国では、資本の移動は自由で、単一通貨(固定相場)が導入されている一方、加盟各国は自由な金融政策を行うことはできない。
 日本やアメリカなどその他先進国の多くでは、資本の移動は自由で、中央銀行も自主性を持つ一方、為替は変動相場制である。
 
 多くの国が最後のパターンなのは、3つのうち、「為替の安定」が一番重要性が低いから(と言いつつ市場介入を行うこともあるが)。
 
 これを政治に拡張すると、
・グローバル化(国際経済統合)
・国家主権(国家の自立)
・民主主義(個人の自由)
 の3つは同時に成立しない……という話になるらしい。
 
 グローバル経済の中で民主国家は主権を失うし、民主国家が主権を守ろうとすれば国際経済と断絶することになり、国際経済と関わりつつ国家の主権を守ろうとすれば民主主義は殺されることになる……。
 いずれにしても暗い予測だ。
 3つのうち、どれが一番重要性が低いんだろう……?
 
 ところで、この話を聞いて思い出すのが、以下の歴史ジョーク。
 
「ドイツ人には、
・知的
・誠実
・ナチ的
 という3つの性質があり、どのドイツ人も、そのうち2つを持っている。
 つまり、
・知的なナチは誠実でない。
・誠実なナチは知的でない。
・知的で誠実な……そんなナチはいない」
 
 これはソ連では
「知的な共産主義者は誠実でない。誠実な共産主義者は知的でない。知的で誠実な共産主義者はいない」
 という形で語られた。
 
 ……今の日本ならなんだろう……?
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今日wikipediaから得た知識

長大語
 
 読んで字のごとく、非常に長い語のこと。
昆虫「オガサワラチビヒョウタンヒゲナガゾウムシ」や、法律「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定及び日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う道路運送法等の特例に関する法律」などが並ぶ。
 
 駅名や人名も多……のだが、
「長大語は多くの場合、ただ長大にするためだけに作られることが多い」
 という解説が世知辛い……。
 
 世界一長い駅名として知られるスランヴァイルプールグウインゲルゴウゲールウクウィールンドロブウリスランダスイハオゴゴゴッ駅も、意味は「赤い洞窟の聖ティシリオ教会のそばの激しい渦巻きの近くの白いハシバミの森の泉のほとりにある聖マリア教会」も、わざわざ観光客誘致のために名付けられたものであるらしい。
 しかも、命名されたのが19世紀というのがなんとも……。
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どうでもいいこと

漢字変換する時、IMEが「菊池誠(ニセ科学批判)」と「菊地真(アイマス)」を区別できなくてストレスだった。
前者を「きくまこ」で単語登録して解決することにした。

(後者を「まこりん」で登録すべきだっただろうか…)
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今日wikipediaから得た知識

どぶろく特区
 
 家庭で、あるいは神事のためにどぶろくを作る風習を守る、という目的で設置された特区……というのは「もやしもん」で知っていたのだが。
 
 具体的な内容としては、通常は最低でも年間6000リットル以上醸造する業者にしか酒税免許が認められないところ、この下限を撤廃する、というものらしい。
 
「アルコール度数の検査等々、酒税法に記される検査はあまり変わっておらず、自家醸造の自由化とは程遠い内容ともいわれる」
 
 酒税免許なしで家庭で醸造できるのかと思ってたが、そうじゃなかったのか……。
 家庭でどぶろくを作る文化を守る、というにはちょっと敷居が高い気はする。
 
 なお、みやげ物として売る(=特区外へ持ち出す前提)場合は、通常通りの酒税法が適用されるとのこと。
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今日wikipediaから得た知識

殿下
 
言わずと知れた、王族・皇族に対する敬称であるが。

「日本では古くはてんがと読み、江戸時代以降にでんかに転化した」
 
 でんかにてんか、ってダジャレみたいだな。
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今日wikipediaから得た知識

太平洋戦争 (1879年-1884年)
 
 違うんだ、第二次世界大戦の方じゃない、19世紀に南米で起きた戦争なんだ。
 
 ボリビア・ペルー連合とチリの間で行われた戦争。
 3ヶ国は陸続き(当時はチリとペルーの間にボリビアが挟まってた)なのだが、主要な戦闘のほとんどが海戦だったためにこう呼ばれる。
 
 結果的にペルーとボリビアが負けてチリに領土を割譲、ボリビアは太平洋沿いの領土を失い、内陸国になってしまった。
 でもボリビアは今でも海軍を保有して、チチカカ湖とかで運用している。プライドってやつなんだろうか。
 以来、ペルー・ボリビアはチリと領土紛争を抱えて仲が悪く、特にボリビアは今なおチリと国交を断絶したままである。
 
 こう……ようやくスペイン・ポルトガルの植民地支配から解放された南米各国なのに、国内では凶悪な独裁政権が続いて経済は混乱し、近隣国同士ではいがみ合って足を引っ張り合うの、ほんと悲しい歴史だと思う。
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泣き部屋
 
 英語版では「Cry room」。
 教会堂や市民ホールにある防音の部屋で、乳幼児連れの保護者が、子どもが泣き出して周囲の迷惑になる、と思った時に入る部屋。
 中にはスピーカーがあって、外の礼拝の様子などは聞けるようになっている。
 
 なるほど……そういう配慮があればいいんだよな……。
 あまり泣かない子でも、「もしも泣いて迷惑を掛けたら」と思うと参加できないものね……。
 
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カウラ事件
 
 第二次大戦中のオーストラリア、カウラ捕虜収容所で起きた日本人捕虜脱走事件。
 
 日本兵が脱走を決行したのは1944年8月の深夜だったが、警備側には機関銃が配置されていた一方、捕虜の武装はナイフ・フォークや野球バットとかだったのでわりと話にならなかった。
(決行の合図に突撃ラッパを吹くのも隠密性皆無で、深夜にやる意味がないんじゃないかと思う)
 なお、深夜とはいうものの当日は満月でとても明るかった。

 捕虜1100余名のうち、死者231名負傷者108名。オーストラリア側は死者3名。
 
 そんな決死の脱走を試みねばならないほど捕虜が虐待されていたのか、というと全然そうではなく、傷病者・栄養失調者に手当てが施されていたのはもちろん、魚食文化に配慮して日本兵にだけ特別に魚料理が支給されたり、相撲や野球などのレクリエーション活動を自由にしたり家族に手紙を書くことを許されたりしていた。
 しかし、「死して虜囚の辱めを受けず」の日本兵は、日本にいる家族が非国民扱いで差別されるのをおそれ(実際そういう例もあった)、大多数は偽名で登録していた。
(イタリア兵の捕虜とかは盛んに家族に手紙を書いていた)
 
 オーストラリア側からすると「何でこんな自殺的なことしたの?」という話である。
 
 発端としては、同収容所が満員になったため、将校・下士官を除く兵士だけを他の収容所に移送しようとしたところ、
「下士官と兵の信頼関係は厚く結ばれたものである」
 という謎理論に則って脱走計画が発案されたのだという。
 
……それ、単に将校・下士官が兵に威張れなくなるのが嫌だったのでは……。
 
 日本兵の理解不能な行動にオーストラリア側が苦慮するあたり、読んでてほとんどファーストコンタクトもののSFみたいな印象を受ける話。
 
 ちなみに生存者は全員捕縛されたので、最終的に「脱走」した人はだれもいなかった。
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今日wikipediaから得た知識

ペアプログラミング
 
 要するに2人組で教えあいながら1つのプログラムを完成させていく手法。
 どの程度の効果があるかはケースバイケースっぽいが、2人で別々に作業するのに比べると速度は落ちるがバグが減る(バグ取りにはコーディングより時間がかかるので結局は早くなる)という話も。
 
 IT関係の仕事には縁がないけど、「熟練者同士を組ませた時より、初心者同士を組ませた時の方が生産性の向上が大きい」というのは、学校のペア学習とかでも応用できそうな気がする。
 補い合える部分が多いんだろうなあ……。
 
 挙げられてるメリットの中に「ペアだと外部から仕事を邪魔されにくくなるので効率が上がる」というのがあるのはいかにもIT関係っぽい。
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ウィンズケール原子炉火災事故

1957年にイギリスで起きた大規模な原子炉事故。

ウィンズケール原子炉は「原発」ではなかった。
核兵器を製造する目的のためだけに作られた原子炉で、発電施設が付属していなかったから。

原子炉は空冷式……ファンで取り込んだ外気を直接燃料棒に当てて冷却し、そのまま煙突から排気する構造だった。

当初は、原爆開発のためのプルトニウム生産が目標であり、これには成功したものの、1952年にはアメリカが水爆実験に成功。
そして、米英相互防衛協定(核兵器開発に関する協力を定めた条約)を締結するためには、イギリスはアメリカと同等の技術力があることを証明しなければならなかった。
このため、イギリスは水爆開発に着手。
ウィンズケール原子炉は、水爆の原料である三重水素生産に転用されることとなり、中性子束を高めるため、燃料カートリッジの放熱フィンが切り詰められた。

原子炉設計当時、炉心に用いられている黒鉛が中性子に晒された時にどう振る舞うかはよくわかっていなかった。
中性子を浴びた黒鉛は結晶構造が変化してエネルギーを蓄え、やがてそれを熱として急激に放出する(ウィグナー効果)。
運転開始後にこれに気付いた当局は、低出力運転を行う(焼きなまし工程)の追加によって危険を避けようとした。

そもそもウィグナー効果を想定した設計でないことに加え、三重水素生産のために想定出力を超えた運転を行った結果、炉内に熱が集中する「ホットスポット」が発生。
しかし、そもそも設計時点で想定された状況ではなかったので、原子炉には熱の偏在を検知する仕組みがなかった。

10月7日、焼きなまし工程が正常に終了せず、炉心に熱が残っていることが検知される。運転員は焼きなましを継続することにする。
10月10日、焼きなましで低下するはずの炉心温度が逆に上昇を始める。運転員は炉心冷却のため、ファンの風量を増やす。
 煙突最上部の放射線検知機の針が振り切れていることが発見される。緊急事態が宣言される。
 燃料投入側で、燃料棒が赤熱して光っていることが目視で確認される。
 屋上点検ハッチより、炉心が赤熱していることが目視で確認される。(目視で確認できすぎておかしいと思う。構造的に、物理封じ込めが存在しなさすぎである)
 送風ファンで冷却することで消火を試みるが失敗する。
 二酸化炭素での消火を試みるが失敗する。
 注水(消防署の消火ポンプ)による消火を試みるが失敗する。(注水は水素爆発に繋がる危険があった)
 送風ファンを停止し、注水を継続。消火に成功する。

最終的に放出された放射性ヨウ素は740テラベクレル。(福島では大気中だけで13万テラベクレル、チェルノブイリでは175万テラベクレルが放出された)

……何が原因だったのか、と考えるのは難しい。

運転員が性急に焼きなまし工程を終えたのが悪かったのかも知れない。
設計上想定されていない方式で(安全性を犠牲にして)運転する判断が悪かったのかも知れない。
科学的に未知の部分があるのに実用運転を始めたのが悪かったのかも知れない。
あるいはそもそも、「核開発でアメリカに追いつけ」という政治的動機で技術的な無茶を通そうとしたのが悪かったのかも知れない。

米英相互防衛協定は、翌1958年に締結された。

ウィンズケールは廃炉となったが、今なお炉内には溶融した燃料が残っている。
今に至るも廃炉作業は収束しておらず、最終的な廃炉は2030年以降までかかるものと考えられている。
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サン=ナゼール強襲
 
第二次大戦のイギリスが行った軍事作戦。
ドイツ占領下のフランスにあったサン・ナゼール軍港に、爆薬を満載した旧型駆逐艦を突っ込んで自爆させ、港湾設備と停泊した艦船を吹き飛ばす作戦。
(なお、カミカゼ的なアレではなく、爆薬は遅発式なので乗員は脱出できる)
 
いろいろ読み応えのある記事なのだが、

・駆逐艦「キャンベルタウン」は、ドイツ艦に似せて改造され、ドック到達直前までドイツ海軍旗を掲揚、威嚇砲撃に「本艦は友軍の攻撃を受けている」と応答するなどした。
・しかし、ゲート衝突の数分前になってイギリス海軍旗に交換した。(とたんに猛烈な攻撃を受けた)
「それっていいのか……?」と思ったり、それでも英海軍旗を掲げるのは立派なのか、と思ったり。
 
・サン・ナゼール到着前に2隻のフランス漁船と遭遇、ドイツ軍に通報される懸念があったことから、乗員は強制的に下船させられ、漁船は撃沈された。
 その後漁師さん達がどうなったのかは不明。「下船」って救命ボートとかかな…(英軍舟艇に移乗させられたとするとたぶん命はない。本作戦に参加した舟艇はだいたいみんな沈むので)
 
・キャンベルタウンの爆発でドックは破壊され、作戦目標は達せられる(ドックは戦後10年経つまで再建されなかった。ドイツ海軍の大型艦が大西洋で使用できるドックはここだけだったので影響は大きかった)のだが、帰還のための舟艇がだいたい沈んでしまったこと、陸戦隊が脱出路を開くのに失敗した(そもそもコマンドが船もろとも沈んでいたりした)ため、参加者の大部分は生きてイギリスには帰れなかった。
 
・夜半過ぎにドックのゲートに衝突したキャンベルタウンだが、爆発したのは同日の正午だった。ドイツ軍は爆薬の存在を知らずに駆逐艦の調査を行っており、高級将校や作業員、遠巻きに見物していたドイツ海軍将兵ら合わせて約360名が巻き込まれた。サヨナラ!
・2日後には遅延信管の魚雷が付近で爆発、襲撃が再開されたと誤認したドイツ軍が、誤って撤去作業員を射殺したり、市街地で英軍狩りが行われて無関係のフランス市民が射殺されたりした。

なんというか……戦争は非情である。
戦闘に参加して死ぬのもアレだが、占領地に住んでいても死ぬのである。
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ホッピー
 
ビールっぽい清涼飲料水。
元は、ビールが高級品で庶民の手に入らなかった時代に、「ホッピー+焼酎=ビールのような何か」を作るためのノンビア(ビール様飲料)だった。

……てっきり「こどもビール」的な子ども向け飲料なのかと思っていた。
 
その後、柑橘系サワーなどに押されて低迷期を迎えるものの、今では「懐かしの昭和の味」「プリン体ゼロ」「瓶のデザインがレトロでおしゃれ」など、再評価されつつある。
「代用ビール」が「おしゃれな昭和レトロ」へ。時代は変わった。

なお、製造過程でアルコール度数が1%を超える(最終的な製品は0.8%程度)ので、酒税法に抵触するのだが、旧酒税法の時代に免許を取得したので今でも問題なく作れるらしい。
(誰でも合法に作れるということなのか、同社が潰れたら誰にも作れなくなるということなのかは記事ではよくわからない)
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知らんがな

実は一ヶ月ほど前にアイコンを変更したのです。
 

f:id:filinion:20171010224909g:image
 
現在
f:id:filinion:20171010224910p:image
 
元の絵は同じなんだけど、数年を経て、画像をいじる技術がちょっとマシになった。
(これ描いた子はもう高校生くらいかな……)
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アメリカ合衆国の国旗
 
 よく知られているとおり、星の数は現在の州の数、ストライプは独立当時の13州なのだが、これは必ずしも13州を特別扱いしているわけではない。
 
>当初は星の数と共に条(すじ)の本数も増やされていたが、条の本数が多くなるに従って不恰好で見づらくなった(遠目からはピンクに見えるようになった)ため、発足時の13本に直したという経緯がある」
 
 掲げ方……特に縦向きに吊す場合について。
 
>国旗を縦に掲揚する際はそのまま「時計回りに90度まわして」掲げるというのが国際的なルールだが、星条旗は例外で、カントンが常に左上にくるよう「時計回りに90度まわしてから裏返す」のが正式な掲げ方である。
 
 そういえば確かに、縦向きでも横向きでも星が左上に来てる気がする。
 
>国旗の誤掲揚は国際儀礼上の非礼とされるため儀典担当者は神経を使うが、合衆国旗の誤掲揚は最も頻繁におこる失態のひとつとなっている。
 
 うわあめんどくさい。
 
 その点について言えば、回転させても裏返しても形が変わらない日の丸は、他人様に面倒を掛けない点で優秀だといえるな。
(類例:スイス・ジャマイカ・ラオス等)
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録音録画再生機器のボタン
 
電源スイッチの、丸の中に棒がある図案は、「0」と「1」を組み合わせたデザイン。 
 
「丸の中に棒」のデザインは、押すと完全に電源が遮断される(待機電力がない)場合にだけ使うことができる。
待機電力がある場合は「スタンバイ」ボタン(丸の上が欠けて棒が突き出している)にしなければならない。
 
……洗面台の蛇口も、標準規格を定めてくれないかな……。
レバーを下げると出るのか上げると出るのか、どっちに回すと温度が上がるのか、とか……。

もっとも、「電源ボタン」の定義も、JISとIECとなんやかやで微妙に違ったりしているらしい。
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チーズ転がし祭り
 
 起伏のある急斜面に丸形のチーズを転がし、みんなで一斉に追いかけるという祭りで、毎年怪我人が出る。マイルドな御柱祭みたいなものである。一説にはキリスト教以前まで遡ると言われるが起源は不明。
 
 イギリスの片田舎の伝統行事だったが、年々知名度が高まり、2007年には「世界の果てまでイッテQ!」も参加している。
 2009年には5000人規模の会場に15000人が殺到。安全上の懸念から、2010年は中止された。
 翌2011年は、フェンスや有料観客席などを整備した本格的なイベントにしようとしたが、参加者から参加費20ポンド(3000円弱くらい?)を徴収しようとしたのが怒りを買い、運営委員会に殺人予告まで届く騒ぎとなって開催を断念。
 そして結局、運営委員会とは無関係に、有志が勝手に集まってチーズを転がして追いかけることになった。グダグダというべきか本来あるべき姿というべきか。
 
「第二次世界大戦中には配給制が敷かれたため、イベントにチーズを使うことが困難となった。結果として1941年から1954年まで替わりに木製「チーズ」が使用されることとなった」
 生贄の代わりに人形を使うみたいな話である。
「この木製レプリカの中心の空洞にはチーズのかけらが埋め込まれていた」
 わら人形に髪の毛を埋め込むみたいな呪術を感じる。
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アポロドーロス
 
 古代ギリシャの著作家。
 
 『神々について』『年代記』『ビブリオテーケー(ギリシャ神話)』を書いた……と千年近くの間考えられてきたが、19世紀になって、
「『ビブリオテーケー』書いたのは他の2つと別人じゃね?」
 という見解が有力になり、「ビブリオ」を書いた方の人は「偽アポロドーロス」と呼ばれるようになった。かわいそう。
 
 別人だと考えられるようになった理由は、
「神話解釈に対する姿勢が違う」
「『ビブリオ』では、比較的新しい(紀元前1世紀ごろ)の歴史家からの引用がある」
 といったこと。
 
 当たり前かも知れないけど、聖書研究で行われているような史料研究(マタイによる福音書は使徒マタイが書いたんじゃないし、ヨハネによる福音書は使徒ヨハネが書いたんじゃない、みたいな)は、聖書以外でも行われているんだなあ、と思った。
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声を大にして言いたいこと

「~だと思われる」という意味で「思わしい」という言葉を使う人。
 あなたが使うべきなのは「思しい」(おぼしい)です。
 
「思わしい」は、「好ましい」というような意味の全然違う言葉です。
(多くの場合、「病状が思わしくない」のように、否定を伴って使われる)
 
 というか、文章を書く時は背伸びして使い慣れない表現を使おうとせず、「思われる」にしておいたほうがいいと思います。
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