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今日wikipediaから得た知識

国際金融のトリレンマ
 
金融政策において、
・自由な資本移動
・為替相場の安定(固定相場制)
・独立した金融政策
 の3つを同時に成立させることはできない、ということ。
 
 中国では、為替相場には政府の意向が反映し、中国人民銀行の自主性を守るため、資本の移動は制限されている。
 EU各国では、資本の移動は自由で、単一通貨(固定相場)が導入されている一方、加盟各国は自由な金融政策を行うことはできない。
 日本やアメリカなどその他先進国の多くでは、資本の移動は自由で、中央銀行も自主性を持つ一方、為替は変動相場制である。
 
 多くの国が最後のパターンなのは、3つのうち、「為替の安定」が一番重要性が低いから(と言いつつ市場介入を行うこともあるが)。
 
 これを政治に拡張すると、
・グローバル化(国際経済統合)
・国家主権(国家の自立)
・民主主義(個人の自由)
 の3つは同時に成立しない……という話になるらしい。
 
 グローバル経済の中で民主国家は主権を失うし、民主国家が主権を守ろうとすれば国際経済と断絶することになり、国際経済と関わりつつ国家の主権を守ろうとすれば民主主義は殺されることになる……。
 いずれにしても暗い予測だ。
 3つのうち、どれが一番重要性が低いんだろう……?
 
 ところで、この話を聞いて思い出すのが、以下の歴史ジョーク。
 
「ドイツ人には、
・知的
・誠実
・ナチ的
 という3つの性質があり、どのドイツ人も、そのうち2つを持っている。
 つまり、
・知的なナチは誠実でない。
・誠実なナチは知的でない。
・知的で誠実な……そんなナチはいない」
 
 これはソ連では
「知的な共産主義者は誠実でない。誠実な共産主義者は知的でない。知的で誠実な共産主義者はいない」
 という形で語られた。
 
 ……今の日本ならなんだろう……?

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とある地方小学校勤務。

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