polynity

大黒学

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私は篆書が好きなので、神社の境内や街中を歩いていて篆書が視界に入ると、つい鑑賞モードになって立ち止まってしまう。先日も、大阪駅の構内を歩いていて新しくできた和菓子屋の前で足を止めた。看板に会社の角印が捺されていたからだ。その篆書は一瞬では読むことができなかったが、読めない理由はすぐに判明した。上下が逆になっているのだ。それに気づいてみると、左下から右上へ「有限会社×××之印」と読むことができる。印章を逆向きに捺してしまうというのはよくある失敗である。しかし、それに気づかないまま書画が人目に触れるというのは珍しい。間違いのある切手が高値を呼ぶのと同様、この和菓子屋の看板も、大阪駅の新しい名所となるに違いない。
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真締川河畔を歩いていて、既視感のある立体作品に出会った。
長澤英俊さんの「メリッサの部屋」(La stanza di Melissa)。
鉄でできた7本の正四角柱を組み合わせた作品。
既視感の理由は、2009年に国立国際美術館で開かれた長澤英俊展にも同系列の作品が出展されていたから。
見ているだけではもったいないと思い、裸足になって作品の上を歩き回ってみた。パブリックアートならではの鑑賞スタイル。

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