jouno

超短編



 眠り姫を吸血鬼が口付けで目覚めさせる。一足遅れて姫の幼馴染の王子がたどり着く。一つの謎がそこに介在する。姫の吸血鬼への愛は偽りというべきなのか。だが彼女は迷わない。茨の迷宮は、新たな女王の誕生に敬意を払う。灰は灰に、塵は塵に。「選ぶ必要など、あるかしら?」 平伏す二人は彼女の口付けを受け入れる。
 
 かくて死せざるものの女王の茨の帝国は版図を広げ、世に名高い物語は序幕を開ける。
 

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