逆シミュレーション音楽

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逆シミュレーション音楽

マルガサリによる4ビットガムラン「愛の讃歌」の演奏と三輪眞弘氏によるワークショップについてのメモ。
 
☆ 日時:2009年10月25日(日)12:10~14:00(12:10~12:50はマルガサリによる「愛の讃歌」の演奏。13:00~14:00は三輪眞弘氏によるワークショップ)。
☆ 場所:大阪大学21世紀懐徳堂(旧イ号館)1階多目的スタジオ。
☆ 「愛の讃歌」は逆シミュレーション音楽の流れの中にあり、その中で最も完成度の高いものである。
☆ 4桁の2進数を4拍のリズムにしている。
☆ 二人がグンデルに向かい合って座り、一方は0から15へ数え上げ、他方は15から0へ数え下げる。二人の数を足したものは常に15になる。一方が0になったときにゴングを鳴らす。
☆ 歌とサロンは、4拍を3拍ごとに区切っている。
☆ 2進数の桁に対応する鍵盤は一定であるが、初期値は演奏ごとに異なる。
☆ 4ビットガムランが可能な身体がこの世に存在することがすばらしい。
☆ 「またりさま」(右手に鈴、左手にカスタネットを持つ8人の人間が輪になって座り、順番に音を出す。どちらの楽器を鳴らすかは、XORの規則で決まる)は、ものすごく難しい。子供を拉致して教育すれば、ものすごく速い「またりさま」ができるが、それは暴力的である。しかし、それを国家がやれば暴力的とは言えない。
 
感想。
☆ 「愛の讃歌」は、機械的という印象はなく、美しい楽曲である。コスモス的な宇宙を感じさせる。
☆ 逆シミュレーション音楽というのは興味深い発想である。三輪氏自身によってインスタレーションやパフォーマンスにも応用されているようだが、さらに異なる分野へも応用してみると面白いのではないだろうか。
☆ 子供を拉致して教育すれば云々という話は、何が言いたかったのか少し疑問が残る。西洋音楽という制度の中で子供たちに楽器を習わせることを批判... (Read more)

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