kobeni's entry
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kobeni
私も土日/休日診療で子供を診てもらうことが多々あるので、お医者さんには本当に感謝しているんです。しかし、このコラムhttp://www.asahi.com/health/sanada/TKY200906220152.htmlって、医者関係あるか?と思ってしまいました。女性の育児おけるブランクという問題を、本当に小さい企業なら、もちつもたれつ、の人間関係だけで解決できる。大企業は、徹底してルール化してこのような事態を回避します。このコラムではそのどちらもできていない、要するに中くらいの規模、仕組みでも人間関係でも担保できない事態に対して、現場の人間が不満を溜めている。ワークライフバランスは、実は中くらいの規模の会社が一番難しいと言われています。
転勤がイヤなら、どうして男性も、有無を言わさず常時転勤アリという制度自体を見直さないんでしょうか。誰もが避けたい当直勤務をしていたら子育てできない(離婚に至るとか)のが男性も同じなら、そもそも人が足りてないように思います。矛先が、子育てで休んでいる女医というのは、単なるやつあたりではないではないでしょうか。コールでおっしゃっていた「強要されている」の、「強要している相手」に向けて怒るべきではないかと。(それは誰になるんでしょうか?まさか国民じゃないですよね…?)
お医者さんは過労で亡くなる方も多かったり、責任感の強さから「俺が出ないと」という風に無理をされる方も多いと聞きます。これは想像ですが、「カンタンな仕事or激務」という選択肢しかない状況とは、一人ひとりがスーパーマンでないと回らないほど、仕事を個人の能力に還元しすぎているせいではないかと、民間企業勤務の私などは思ってしまいます。本当にその仕事は、「自分にしかできない仕事」なのだろうか?医者だから特別なのだろうか?
このコラムでおかしいなと思うのは、男性陣が、自分は逆の立場になって子育てをするなら?という想像を全くしていない点です。男性は、自分が育児休暇を取ることも時短することも想像の外にあり、キャリア形成を考えている。もし自分が逆の立場を取る想像をした上で、職場の全体最適を考えて、女医さんの度を超えた権利主張がおかしいなら、職場のルールとして「子育て中はこの仕事しかできない」と決めればいいと思うんです。(その代わり、男性たちが育児するとしても、その間はその程度の仕事しかできないことになります)男性はキャリアを優先したいのだから、女医の尻拭いをするのは勘弁してほしい。という風に読めてしまったのですが。その証拠に、おそらく「キャリアをそんなに優先したくない、ゆったりとした職場で働きたい男性医師」の存在は、ここでは無視されていると思います。結局は「男性、女性はこうあるものだ」という考えをベースにしているように思います。
なので解決策としては、人員補充と、その上での、男女のジェンダロールにとらわれないルール設計、ということになるのかなと思いました。
お医者さんの事情がよくわからないのに、申し訳ありません。子育てして仕事して、という、人間としてごく当たり前のことがしたいだけなのに、陰であんな風に悪口を言われてしまう女医さんに、どうしても同情してしまいます。やっと権利ができ始めたばかりなのに、すぐ「権利ばかり主張して」と言われてしまうんです、女というのは。





