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さらに、24年組の少女漫画(少年愛漫画)からの流れでBLを語ろうとするのであれば、
ハーレクイン要素が抜けやすくなるのもわかります。
少年愛漫画を考察した「密やかな教育」という本でも語られていますが、
萩尾望都や竹宮恵子(増山法恵)がはじめに語ろうとした少年愛の世界は
「少女漫画なんて女子供のためのくだらない読み物」という偏見に対抗するために、
ことさらディープな内容で教養を意識してましたから、ハーレクイン=鉄板大衆エンタメ要素は
表に出にくいわけですよ。
作り手側がそれを嫌っていたわけではないと思いますが(ブコメにも書いたけど24年組作品だって
充分エンタメでもある)、彼女達の作品に感銘を受けた読者は違った。
こちら↓のエントリにある1978年の漫画マニア誌の読者によるベスト・ワースト投票によると
http://d.hatena.ne.jp/soorce/20090429#p1 
ベストワンが「トーマの心臓」以下見ればわかるのキターって漫画がずらずら並んでるのですが
ワーストに挙げられている少女漫画は「キャンディ・キャンディ」「マリーベル(上原きみこ作品)」、
「ベルサイユのばら」と、それこそ王道ハーレクイン路線のエンタメ漫画なんですよね。
(ただし「風と木の詩」はベストワーストともにランクインしてる。つまり、マニア向けディープと
大衆エンタメ両方の要素を持った傑作、てことになるのかなー801板の名無しになるだけあるw)
当時の読者のこうした認識は、いまも受け継がれて残っていると思う自分含め。
エンタメ路線嫌いじゃないけど、自分が真に愛する本道はそっちじゃないと思ってる。
  
とはいえ、最初に挙げた増田が言うように、現在書店にいっぱい並ぶBLと、
24年組少年愛漫画はかなり印象が違います。
いまの商業BLは、「JUNE」が創刊された当時から、少しずつ時間をかけて商業的に移行した流れと、
90年代半ば、ちょうどmgkillerさんがハーレクイン絡みの記事を目にしたり商業的に調査したころに
「ボーイズラブ」という言葉が生まれ、同人作家がいっせいにデビューして、BLが一気に商業化した
流れがあわさって出来たものじゃないかと思います。
同人バブルも「絶愛」も小説JUNEの創刊も90年代よりも前なんですが、商業BLが盛りあがったのは
このへんの印象なんだよな……よしながふみも羽海野チカもこのころデビューしてるしー。
おれはミツグレもハナフジもツボじゃなかったからいまだにこの二人ピンとこないぜ!
なんて話はいいとして
このときのブームで一気に出来あがった市場をその後も維持するために、ハーレクイン的要素が
よりわかりやすく前面に出て来たのだとすれば、mgkillerさんの認識も納得できます。

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