mobanama's entry
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日経サイエンス「タバコに放射性物質」記事、思ったより酷いかも。1日1箱半で年間300回胸部X線と同等と紹介してるが、これ新聞記事の線量で、論文の線量は2桁くらい低いぞ。私の誤解か?
Sci Am記事のPubMed: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21265331
"たばこ1本吸うたびに、平均0.04ピコキューリー"=0.00148Bq/本。210Poの酸化物の預託線量2.2x10-3mSv/Bq。計算すると、30本365日で年16.2Bq。預託線量で36μSvにしかならんと思うんだが、どっか計算違う?
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■洲本市禁煙専門外来「タバコにもポロニウムが含まれています」)
山岡医師から、「レントゲン300回も受けたことになる」の根拠となっているポロニウム関連の論文、およびそのほかの文献をいくつか教えていただいた。
■ポロニウムとたばこに関する文献検索
■米国の土壌や空中に存在する「ポロニウム210」「ラドン222」といった放射性物質がたばこの葉に取り込まれるため、1日1~2箱の喫煙によって、気管支上皮細胞が年間8~9レム被爆する。胸部X線写真1枚の被爆量が0.03レムなので、喫煙による被爆量は年間にして胸部X線写真300枚分に相当する。
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1日1箱での年間実効線量平均値はPo-210から平均35μSv、Pb-210から平均70μSv。放射活性高いタバコを1日2箱でも471μSv/年。Regoの引いているNYT2006年12月1日記事の1日1.5箱でPo-210から8~90mSvとは3桁違う。酷すぎる。
その論文: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11720371
NYTの当該記事(2006年12月1日)。記述は"Pack-and-a-half smokers are dosed to the tune of about 300 chest X-rays."で具体的線量があるわけではない。これだけに依拠する「科学史専攻の」大学院生のアジを載せるSci Amおよび日経サイエンス。
NYT該当記事: http://www.nytimes.com/2006/12/01/opinion/01proctor.html
以上を踏まえて:
Brianna RegoのScientific American Jan 2011 "Radioactive smoke"は思った以上に酷い。少なくともまともなポロニウムに由来する線量に関する論文を一切調べていない。ためにする政治的アジ文書にすぎない。日経サイエンス反省しろ。
NYT2006.12.01記事に言及した日本語の物を読むと、気管支上皮細胞の被ばく量とあるようなので、何か特殊な線量評価に基づくのであろう。しかし、これは預託線量で比較すべきものだろう。さらにホットスポット説で危険を煽るところはECRRと同類。それは既に否定された仮説であるのに。
てことで個人的には日経サイエンス4月号「タバコに放射性物質」(R.レゴ)は、アジびらと認定した。レゴについても科学的誠実さが感じられない「科学史専攻の学生」と認識。
以上ぶくまとTwitterのまとめ
Sci Am記事のPubMed: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21265331
"たばこ1本吸うたびに、平均0.04ピコキューリー"=0.00148Bq/本。210Poの酸化物の預託線量2.2x10-3mSv/Bq。計算すると、30本365日で年16.2Bq。預託線量で36μSvにしかならんと思うんだが、どっか計算違う?
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■洲本市禁煙専門外来「タバコにもポロニウムが含まれています」)
山岡医師から、「レントゲン300回も受けたことになる」の根拠となっているポロニウム関連の論文、およびそのほかの文献をいくつか教えていただいた。
■ポロニウムとたばこに関する文献検索
■米国の土壌や空中に存在する「ポロニウム210」「ラドン222」といった放射性物質がたばこの葉に取り込まれるため、1日1~2箱の喫煙によって、気管支上皮細胞が年間8~9レム被爆する。胸部X線写真1枚の被爆量が0.03レムなので、喫煙による被爆量は年間にして胸部X線写真300枚分に相当する。
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1日1箱での年間実効線量平均値はPo-210から平均35μSv、Pb-210から平均70μSv。放射活性高いタバコを1日2箱でも471μSv/年。Regoの引いているNYT2006年12月1日記事の1日1.5箱でPo-210から8~90mSvとは3桁違う。酷すぎる。
その論文: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11720371
NYTの当該記事(2006年12月1日)。記述は"Pack-and-a-half smokers are dosed to the tune of about 300 chest X-rays."で具体的線量があるわけではない。これだけに依拠する「科学史専攻の」大学院生のアジを載せるSci Amおよび日経サイエンス。
NYT該当記事: http://www.nytimes.com/2006/12/01/opinion/01proctor.html
以上を踏まえて:
Brianna RegoのScientific American Jan 2011 "Radioactive smoke"は思った以上に酷い。少なくともまともなポロニウムに由来する線量に関する論文を一切調べていない。ためにする政治的アジ文書にすぎない。日経サイエンス反省しろ。
NYT2006.12.01記事に言及した日本語の物を読むと、気管支上皮細胞の被ばく量とあるようなので、何か特殊な線量評価に基づくのであろう。しかし、これは預託線量で比較すべきものだろう。さらにホットスポット説で危険を煽るところはECRRと同類。それは既に否定された仮説であるのに。
てことで個人的には日経サイエンス4月号「タバコに放射性物質」(R.レゴ)は、アジびらと認定した。レゴについても科学的誠実さが感じられない「科学史専攻の学生」と認識。
以上ぶくまとTwitterのまとめ




