sirouto2

crow_henmi id:crow_henmi

返信先crow_henmi
 間が空いてしまって恐縮ですが、難しい問題なのでいろいろ考えていました。

>時間と可能性が非対称的・互換的であるというのは現実世界の話であって~
 テクスト論的な視座は一般ユーザにないので、crow_henmiさんに聞いたかいがありました。そのようなテクスチュアルな側面を持たせたいのです。ただ、本作はエンターテイメント作品なので、一般ユーザの感覚に合わせた分かりやすさを保つ必要があります。

 また、テキスト読解の方法論としても雑とは限らず、たとえばミステリにおいて、過去の実在性は大前提になっています。たとえば、遡及的に過去が生成できると、解が収束しません。ところが、まさにそういうアンチミステリーをやりたくて、分かりやすさやフェアネスと衝突するため、だいぶ悩みました。今ではあるていど筋道が立っていますが。

 時間性と可能性の非対称性は、過去と未来の非対称性に置きかえられます。そして、過去も、過去には、未来の可能性のひとつでした。 http://togetter.com/li/112536 に対する新たな視座として、「昨日の自分から今日の自分へ」の確定した連続性だけでなく、「今日の自分から明日の自分へ」の不確定な連続性にもリアリティを見出せます。時間的連続性か可能世界かという対立に見えて、時間的連続性の先が可能世界に分岐しているわけです。

 偶有性とノベルゲーの親和性のご指摘については、もちろん、『動ポモ』『動ポモ2』もいちおう踏まえていますが、さらに前の『存在論的、郵便的』が理論的なバックボーンになっています。さらに言うと、その一冊だけというより、可能世界論の可能性を可視化したいのです。といっても、エンターテイメントなので、思弁的な話は表面に出てきませんが。

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