北村淳『写真で見るトモダチ作戦』

"北村淳『写真で見るトモダチ作戦』" でひとこと

書き込むには、ログインまたはユーザー登録を行ってください。 初めての方へ

yanoz

北村淳『写真で見るトモダチ作戦』

海兵隊を中心に、トモダチ作戦での米軍の動きを、米軍が公開した写真を多数用いながら、時系列で整理。合わせて、海兵隊のような、水、空、陸の併用戦(揚陸艇とヘリで海から陸にアプローチするような)が可能な部隊の必要性を訴える本。

キャプションに、米軍兵士や士官の個人名が律儀に記されているのが印象的。著者は、米軍関係者とも親交が厚いとのこと。なるほどというところ。

アメリカ海兵隊に日本がいかに依存しているのか、海兵隊が日本を守る意欲にあふれている事のアピールもなされていて、一定の説得力を感じるけれど、著者の立場によるバイアスを差し引いて読むべきかもしれない。


歴史を振り返ってトモダチ作戦を総括する末尾の論考のなかで、日露戦争では、秋山真之ばかり有名になってしまったが、佐藤鉄太郎の方が重要、という指摘をしていて、KAIGUNってアメリカの研究書でも大きく扱われているのは佐藤鉄太郎だ、とか言及してるのが興味深い。著者のスタンスがよく示されている一節かと。

日本に駐留、展開している米軍のあり方を、きちんと知っておきたいと改めて思った。

▼はてなハイクの今月のスポンサー

規約違反を通報

非表示設定

表示内容を選択