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tokoharukun

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「夜と霧」
極限状態の人間を考察したもの。「強制収容所における一心理学者の体験」。
若い頃に「読んでおくべきだ」と思いつつ、勇気がなくて読めなかった。
想像を絶する過酷な状況が書かれているはずで、それを読むのに精神的に耐えうるのか、当時の私には自信がなかったのだ。

たしかに読んでみると、過酷は過酷に違いないのだが、想像していた印象と違うのは、著者が出来る限り客観的に捉えようとしているからだろうか。
いや、それだけではない。
いかに過酷な絶望的状況の中でも、あり得る希望を、彼は実体験を通して知ったからだ。

人間は、ときに個人の力を超えた運命に翻弄されてしまうが、それでもなお・・・ということは、あるのだ。
読後感は、決して暗く絶望的なものではなかった。
むしろ逆。


Mmc

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『とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話』 佐倉色、飛鳥新社

すさまじかった。身近にいる仕事が超絶できない同僚からかけられた迷惑や無礼をありありと思い出してしまったり。しかし、きっとこのおかしな編集者と編集長は変わりもなく仕事してるんだろうなあ。

なお、ずっと出版関係の仕事をしているけれど、こういう無能としか思えない編集者や社員っていうのはクリエイティブ系じゃなくてもわりといます。残念ですが。今いる会社で試用期間終わったあたりで能力が足りなくて辞めて行った方がいるのですが、その方のうちに来る前の仕事と、うちを辞めたあとの仕事はマンガ編集者だったり。

なんでそうなのか?を考えると、編集者が感性75%:事務能力15%:国語能力:10%でOKと思われてるからじゃないかと思うのですよね。むしろ、事務能力50%:国語能力30%:感性20%くらいじゃないといけないのでは、と他山の石として思うのですが。
Mmc

最近読んだ本

昨夜、『とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話』を一気読みして弊社のアマチュア新人(もう新人じゃないけど)の無能さをありありと思い出したせいか、今日の夢は変な夢だった。

二度目の夢の中でごはんの用意をしている。かなり大きな白くてラグビーボールを半割りにしたようなお皿に、大中小のオムライス、食パン一枚の上にドミグラスソースのハンバーグ、もう一枚の上にスクランブルエッグと(まだ玉子食べるのか!)南米でよく食べられる塩味の豆の煮物。

そして一回、目覚ましでうっすら起きて、三度寝へ。すると、なぜか豆の煮物ののった食パン一枚しかお皿に残っていない。夢の中で夫の人に「ハンバーグ一つしかないのに、なんで食べちゃったの!」と怒っていた。オムライス大中小の三つは、いいのか?

なお、豆の煮物は先日見た映画『ムーンライト』で見たせいだと思われる。見てるときには「押井守並みにおいしくなさそうに撮るなあ」と思っていたのに。

なお、本格的に起きてから夫の人に上記を話したら、「ハンバーグ食べたいの? 果実園行く?」と憐れまれました。
noki_e

最近読んだ本

返信先c_shiika
他作品は胸糞ゲス野郎濃度、そんなに高くないです。爽やかに後味悪いの多い気はしますけど。(今満願読んでるところ。儚い羊たちの祝宴好き
c_shiika

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米澤穂信「折れた竜骨」

 前に読んだ「満願」が胸糞ゲス野郎のオンパレードで下手なホラーより恐ろしかったので、もう二度とこの作者の本は読むまいと固く心に誓ったはずなのだけれど、この本については強く薦める人がいたので例外的に読むことにした(ちょろい)。
 (「満願」のときの先入観から)どうせまたゲスな野郎が出てきて周囲に迷惑かけまくって、後で誰かがその後始末に追われる胸糞展開なんだろと警戒しつつ読んでいたのだけれど、まさかゲス野郎がとっくの昔に大迷惑を撒き散らしたあとだったとは。

 てっきり異世界ファンタジーかと思っていたら、舞台が中世ヨーロッパで驚いた。これおれの好きなやつじゃん。アミーナが家の鍵束を常に腰に下げていたりするのもちゃんと調べて書いてるなというのがわかってとてもよい。ただしデーン人の兜に角が生えていたので減点1。
 ゾンビヴァイキングとザクセン傭兵、決闘代理人の息子、修道の騎士、ウェールズの射手、ギリシア製28号など特色のあるキャラクターが入り乱れて戦うクライマックスシーンは中世版七人の侍といった趣で非常に楽しい。

 「彼はホームズになった」という評を見かけたけれど、端的にこの物語を表す言葉だと思う。

 ターカイルソン(ターカイルの子)って珍しい父称だなと思ってぐぐったら、修道士カドフェルのシリーズ中に「デーン人の夏」という作品があってその中にターカイルという名前のデーン人がでてくるらしい。登場人物の名前に関してはなんか色々仕込んでありそうな気配がする。
Mmc

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『目黒考二の何もない日々』
213/289ページで、椎名誠が目黒考二の生活が「そんな人生」だと2013年まで知らなかったことにびっくり。しかしシーナ&メグロの仲でさえこうなのだ。ひとを知る、というのは難しい。

201-202ページに書名の誤字。『リンネとその使徒たち』の使徒が3回の登場とも「使途」。妄想族なので「リンネ(略)の使途」の文字列に、付箋を丹念に資料に貼るリンネの姿を幻視。しかもキラキラネームふうに♡付きひらがなで「りんね♡」の名入り付箋。
また246ページ2行目の御楽園→御薬園。小石川の話なので後楽園の誤字かと思ったら。

『本の雑誌風雲録[新装改訂版]』
「毎日会社に行くと本を読む時間がなくなるから」という理由で、新卒で入社した会社を皮切りに8社を3日目にやめるという、若き目黒さんのダメ人間ぶりに驚愕(3社目くらいで気付こうよ)。
椎名誠、沢野ひとしも驚愕のマイペースぶりで、「本の雑誌」、よく生まれ、よく育って、いや生き残ってきたなあと思う。
そんな目黒さんが「本の雑誌」の助っ人たち(椎名誠言うところのドレイ)に、「若いんだから、礼儀を知らなくてもいいじゃないか」と思うまでに至る、ゆるやかな成長曲線の暖かさには不覚にも泣かされてしまった。電車の中だったのに。仕事は使う側をも育てるんだなあ。
本書の誤字は、この2箇所しか見つけられず。

(1)
どうしても人出が足りなく

どうしても人手が足りなく

(2)
初期三代方針

初期三大方針
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http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/Mmc/20161204/20161204000037.jpg... (続きを読む)
kununurra844

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【断捨離】

ライフオーガナイザーの方のブログを発見して、気になったのでライフオーガナイザーの方の本が読みたくなり購入。割と最近買ったのだけど、読んだのは2度目。

「片付けは目標でなく心地よく暮らす手段、家でどう過ごしたいかで目標とする片付けは人それぞれ」ってことで、自宅をどうしたいのか考えることができました。「クロスステッチを楽しめる」とか、「図録や本を落ちついて眺めたり読んだりできる」とか「料理が楽しくできる、他の家事もストレス少なくできる」とかかな。逆に「不便さに比べ生活感はストレスにはならないから無理になくさなくていい」とか自分の理想がわかったような。

後は「物を減らす段階では部屋に物を最低限しか入れないように」とか「収納グッズはしまう場所が決まってから」とか、ちょっとしたアドバイスが納得できたりします。

今現在の断捨離は、この本と「フランス式整理術」が教科書。目指すどころは「自分が心地よく過ごすための部屋と生活のシステム化」です。
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quent99

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『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』(ちくま新書)浅羽通明

K・レーヴィットという人は「日本の知識人は二階建ての家だ」と言ったそうです。

階下では日本的に考えたり感じたりするし、二階にはプラトンからハイデッガーに
至るまでのヨーロッパの学問が糸に通したように並べてある。そして、ヨーロッパ
の教師は、これで二階と階下を行き来する梯子は何処にあるのだろうと疑問に思う。

二階はバーチャル脳内観念世界、階下はリアル生活現実世界。

「学生さんのも先生方のも、立派な意見だ。私もまったくその通りだと思うよ。正しいよ。
でも俺たちは原発で暮らしを立てている。今なくなったらおまんま食い上げだ。生活費
からガキの教育費まで、あんたらが払ってくれるかね。くれないのなら帰ってくれないか」

反原発の言論が「意見」であるならば、こうした現場労働者の言論は「立場」となる。
バーチャルがリアルに優越する事などないわけで、筆者の云いによれば
表題における「敗北」の原因はココに集約されることになります。

ただ国家経済に関して言えばバーチャルがリアルに優越するような議論ばかりが蔓延
していて、それがデフレ脱却への最大の足かせになっている気がしますが。

国内で動いた金=支払われて誰かの給料になった金の総額が<GDP>なんですが、
たまーに「GDPなんて増やしたって無駄だ!」という凄い事を言う人にお目にかかります。

<GDP>って「リアル」じゃないんですかね?
20年近く続けても給料が増えない経済的処方箋、という現実は見えてないんですかね?
しょせん、人間は見たいものを見たいようにしか見ないという事なんじゃないかと思います。

一階部分しかなくても、その間取りすら把握していないのでは、どうしようもないですよねえ。 (続きを読む)
quent99

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『ゴブリンスレイヤー 2』 (SBクリエイティブ)蝸牛くも

ウェブのまとめサイトで追いかけていた作者さんの商業デビュー2作目。
新刊台の角地に1巻とセットで積まれてる所を見ると、良く売れているようデス。
登場人物は皆「TRPGのPC」が前提なので、
主人公は「異世界にリアル知識を持ち込んだ俺TUEEEE」的なチートではなく
「データマン」「固定値教徒」「マンチキン」的PLが操るPCと捉えるのが正解。
リプレイを小説化しましたという体*のギミックが分からないと「?」になるかもしれぬデスよ。
*「ドラゴンランス方式」または「ロードス島方式」。ディードリットの中の人は男。

主人公ゴブリンスレイヤーの鎧は酷く不恰好だと描写されているけども、
これは一繋ぎの全身鎧(スーツアーマー)よりも、兜、手甲、胸甲といった部分鎧を個々に装備した方が
全体的な防御点は大きくなるというルール上のナニを再現しているものと思われ。
フォーマルな所やロード職なんかはNGかもしれないけど、なあに地下迷宮にドレスコードなどない。

お話しとしては主人公が他所の土地に呼ばれて行ってゴブリンを殺すだけです。うん、いつも通りだね。
いつから大都市にゴブリンがいないと思っていた?(城塞都市カーレとかには多分いる)。

地下迷宮物件とか全力で自己紹介する鈴木土下座ェ門とか90年代的ネタが散りばめられ、
想定対象年齢が随分高いラノベだと思いました(オッサン向けの婉曲表現)。
あと『風よ、龍に届いているか』を思わせるシーンもありましたねえ。夢枕獏風少年漫画展開で素晴らしい作品でした。
蜥蜴人僧侶のイラストが羽飾りを付けた北米ネイティブ風味だったのですが、
個人的にはずっとチベットの僧侶を想像していました。いっつも手で印を結んでるからね。(だいたい伊藤勢の所為)。

安価スレまとめから商業デビューという流れは固定化しつつあるんですかね。それとも、も... (続きを読む)
Mmc

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『チベット潜行十年』 (中公文庫)木村 肥佐生

中学か高校の頃に図書館のハードカバーで読んだものを文庫版で。あの頃
より脳内に参照項目が増えたせいか、同じものを読んでいても印象が異な
る。あの頃は文中の木村さんと5歳くらいしか違わないのに、はたちを超えて
いるというだけで「大人」であり別の世界の人のように感じていた。今は「こん
な美男で(チベットに行く前、紅顔の美少年の写真や青年時代の写真があ
る)はたちそこそこでこんなに頭が良くて情が厚かったら男女ともにモテて当
然だな!」と思った。また、日本人が捉えるチベット語のカタカナ表記は、今
もさほどかわらないように思う。
Mmc

最近読んだ本

『書き下ろし日本SFコレクション NOVA+:屍者たちの帝国』
(河出文庫 お 20-12 書き下ろし日本SFコレクション)

前半はラーメンでいうと全部盛り、みたいな作品が続く。特にあれもこれも
と盛り込んでのパスティーシュには二次創作好きとして大満足。しかし2/3
を過ぎてオオトリの宮部みゆきの手前の作品は切なかった。実在の子ど
もの空想遊びから取られた作品は、モデルの子どもを社会的に屍者化す
ることが可能だ、ということが、『クマのプーさんと魔法の森』を初読したと
きの物悲しさとともに感じられてならない。そしてその次の宮部みゆき作品
中の屍者の元ネタが(あるとするなら)わからなかったのは残念。
child-of-pleasure

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朝井リョウ「何者」
リカちゃんが怖すぎた!
Mmc

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『子は親を救うために「心の病」になる 』(ちくま文庫)高橋和巳

元被虐待児の自分がなぜ周り、親、社会となかなかうまくいかなかったか
がクリアになる。性格の中心にある怒りについては、「辛い生き方を背負っ
ているとその怒りの部分だけが強くなって、他の穏やかな感情が相対的に
抑制されてしまう」で腑に落ちた。自分への理解が進んで前を向ける点で
は、『毒親』本よりこの著者の本がわたしには向いている。エピローグで読
む自分への理解について「親をもてなかった人々にも心の解決があった。
(略)悩みを解決するということではなく、自分の存在を確認するということ
であった」まですべてが繋がっていく一冊。
Mmc

最近読んだ本

『消えたい: 虐待された人の生き方から知る心の幸せ』高橋和巳

衝撃的だった。自分が被虐待児だと気付いてからサバイブしてきた方法が
間違っていなかったとわかったのと同時に、虐待されなかった人たちと自分
がどう違うのかわからなかった部分がよくわかる本。自分がサバイブできた
のは、少なくとも食事に関しては栄養士というプライドからか母が力を入れ
ていたせいもあるのだろうと感じた。また、多数の臨床例の被虐の悪しき影
響から抜け出た「もう一人の自分」に強い感謝を感じ、カウンセリングにまで
たどり着けずに「消えた」であろう被虐待児、いまだ不調の理由を知らず苦
しむ被虐待児への哀しみを感じた。
quadratus

最近読んだ本

泡坂妻夫『11枚のとらんぷ』
あれ? なんでわたしこれ読んでないの? って気がついたので読んだ。
わーなんでわたしこれ読んでなかったの!! って今なっている。
や、ほんとにおもしろい。
ミステリとしておもしろいしミステリ好きとしておもしろいし書き手が本当に知り抜いてかつ愛してやまないものについて書いたものを読む喜びもあるしなんかもう何冊もの書物を同時に読んでいるみたいなのにいらないことはなんにも書いてない! とかそんな感じ。

「タキシードを着た奇術師が桂子の傍にいた。彼は空中から赤いバラの花を取り出して、桂子に渡した。彼女はそのバラを飲み込んで、目の中からだしてみせた」
nojapannolife

最近読んだ本

図書館で借りた本ですが「買おうかな」と思うほど、ワタシのような虚弱ダメ人間が働き生きていくための心得がつめこまれています。出会えて良かった!
隣のはAmazonで買った漫画ですが、ひたすら笑えます。教習所の話ってみーんな面白い話持ってるよね。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/nojapannolife/20150904/20150904191218.jpg
c_shiika

最近読んだ本

まーた異世界転生で俺TUEEEかよこれだから最近のラノベはって愚痴りながらゼラズニイの魔性の子を読むという遊びをした。
c_shiika

最近読んだ本

ヴァン・ダインの僧正殺人事件とクロフツのフレンチ警部シリーズの見えない敵。どちらも公民館あたりの図書室の除籍本をもらってきたもの。
相当沢山の人に読まれてきたらしく、感動的なまでに汚くてボロボロであった。

僧正殺人事件の方はやや黒死館めいたペダンティックな内容。途中はやや退屈だが、終盤のどんでん返しが見事であった。
ファイロ・ヴァンスの言うことが本当ならば、はてなーは始終皮肉ばかり言っているから誰も人殺しにはならなくて済みそうだな。

見えない敵はびっくりするくらい地味。だけどなんとなく続きが気になってどんどん読めちゃう不思議な本だった。
主役のフレンチ警視はしょっちゅう捜査が行き詰まってそのたびに深刻に懊悩していて、やや気の毒であった。
c_shiika

最近読んだ本

陽抜1巻。
うーん、どうしたものかな。とりあえず3巻に明石さんが出るらしいから、そこまでは頑張ってみようか。
c_shiika

最近読んだ本

貰ったのでビブリア古書堂の1巻目だけ。
キティさんは仕事を選ばないキャラクターとして有名だけれども、そもそもサンリオ自体がSFを出版したりして相当仕事を選ばない経営をしていたんだっけ。
思えばマイメロアニメからのサンリオ暴走の萌芽はすでにあの時点で芽生えていたのだったなあ。
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