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uchya_x うちゃ

慰安婦問題に関して、現時点でほぼ確定と言っていい事実をかいつまんで説明すると以下のようになります。
「日本軍および日本政府は、人身売買のブラックマーケットと直接取引して、犯罪被害者を戦地に送り込み、将兵相手の性欲処理要員として使役させていた。
慰安婦総数を算定できるような統計的な資料が無いため、正確な被害者数は不明だが、最小の推定でも数万人、最大では20万人を超えると見られている。」

反対してる人達の主な主張と、それに対する反論は以下。

・強制連行ではない
本人の意思に反していたのに強制ではないというのは意味がわからない、と国連で突っ込まれてました。同意なしに連れ出したら強制なのです。これ、実は当時の法律にも違反します。本人の同意なしに売春目的で国外に連れ出したら犯罪になるのです。そして、同意を取っていた、という証拠はありません。

これ否定論者が、「軍が直接さらってくるような狭義の強制は無かった」と言い出して、「直接さらったという証拠を出せ」って論法につなげた、というのが経緯なのです。立証責任を被害者側に負わせようとしたわけですね。

なお、国外では軍が直接さらって来たケースは複数あるのだけど、これを指摘されると「命令によってさらったわけじゃないから組織的じゃない」とか言い出してます。命令書を出せ、とかね。やり口が同じと分かるでしょう。

同意を取ったという証拠がなけりゃ強制です。立証責任は被害者側ではなく、日本政府側にあります。

・20万人は誇張
先に書いたように20万人は推定の最大値にあたるので、多すぎるという批判は不当です。

そもそも、自分たちの都合で召集し、使役した人達について、全部で何人送り出し、そのうち何人が戦地に倒れ、何人無事に帰ってきたか、まったく把握できてないし、する気もないんだから、こんなの被害者の言い値にされても文句つけられませんよ。

なぜ、「20万人を裏付ける資料がない」などとドヤ顔できるのか、わけがわかりません。

・性奴隷は誇張
多くは業者に騙されたり、親に売られたり、借金で拘束されたりして、本人の意思に逆らって売春させられていた、というのは日本政府も認めている事実なんだけれど、当時の基準でもこれは性奴隷です。
マリア・ルス号事件から廃娼令、娼妓等取締法制定、さらに国際連盟による調査までの経緯を追えばわかります。
長くなるので割愛するけど、説明が必要であれば別途書きます。

・業者が勝手にやった
本当に最初期に政府側から出た弁明です。その後、軍の関与を示す資料がいくつも出てきて、完全に否定されています。でもまだ生きのこってるんだよね。
実際には、軍は兵站の一環として運用していた事がほぼ確定してます。

また、仮に業者が勝手にやっていたとしても、これだけの広範囲、長期間に渡って被害を見過ごしていたんだから道義的にはもちろん、法的にも責任はありますよ。

・被害者の証言のみを証拠にしてる
ここまで読めば、これは間違いだと分かると思うけれど、軍と業者の関係やら、当時の法体系やら、被害者証言だけから分かるわけないでしょう。でも、この誤解は根強いだけでなく、とんでもなく有害です。元慰安婦達を嘘つき呼ばわりする動機になってしまっています。

他にもあるかもしれませんが、とりあえずこんなところで。

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